タクシー配車アプリ「滴滴快車」は18日、杭州市で小型電気自動車(EV)を車種に加えることを発表した。「小滴」とあだ名がつけられたこのEVの車種は、衆泰汽車の小型EV「衆泰時空E20」で、外観は「smart」に似ている。2人乗りで、運転手の他に乗客1人が座れる。京華時報が伝えた。
E20の最高速度は時速80キロ、航続距離は260キロで、220Vの家庭用電源で充電できる。20分の急速充電で80%、8時間のスロー充電で100%の充電が可能。杭州の最低電気料金で換算すると、E20の100キロ当たりの走行にかかる費用は2.8−3.92元(1元は約19.3円)のみだ。
消費者は「滴滴快車」を利用する際、「小型」を選び、「小滴」を呼ぶことができる。「小滴」の乗車料金は1キロ当たり0.99元、1分当たり0.3元。距離と時間で乗車料金が決まり、杭州の「滴滴快車」より2割安の計算だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月19日