〇市内交通:各中枢ターミナル間に地下鉄ネットワークを建設
中央美術学院都市設計学院の王中・副院長は、「北京中心部はこれまで、10%にも届かない面積に70%の都市機能が搭載されていた。今後、機能分散によって、複数の空港間、長距離バスターミナル間に、東京と同じように、地下鉄ネットワークを張り巡らす。そうなると、人々は地下を通って頻繁な往来が可能となり、スピードと利便性がぐんと高まる」と話した。
〇市外交通:衛星都市につながる郊外鉄道を敷設
北京市社会科学院の趙弘・副院長は、「今後、周辺都市に機能性を備えたマイクロセンター(微中心)を建設することで、北京集中化の圧力が緩和される見通しだ。そうなると、北京中心部から周辺のマイクロセンターまでの交通手段として、欧米諸国の例に倣い、「所要時間1時間以内・大容量・高速化・ワンストップ式、低価格」などの特徴を備えた郊外鉄道を建設しなければならない」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年8月25日