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三亜の免税店、5年間で収益150億元超 (2)

人民網日本語版 2016年04月25日16:28

商品受渡しスタッフはみな小型コンピューター

「商品受渡しスタッフはみな小型コンピューター。数百に上る受取ロッカー、一日に何便のフライトが飛んでいるか、どのロッカーに対応しているか。ロッカー1つにつき多い日で数百点の荷物があり、時間を節約するためにどのようにして一目で荷物を見分けられるか。受取時間はどうして離陸60分前で、70分前でも50分前でもないのか。顧客とどのように挨拶するか、マナーのある視線の角度、案内は人差し指ではなく5本指で等、非常に細かい決まりがある」と周さんは紹介する。

大学では物流を専攻していた周さんは、自身の仕事について、「全国の物流は基本的にモノを扱えば良いのだが、免税店の受取所ではモノと人の両方を扱う必要があり、ハードルは一層高い。ネット販売も始まったが、観光客にとっては店を訪れショッピングを体験するというのも旅の楽しみであり、ネット販売やセルフサービス政策が始まっている今でも空港での受取サービスを利用する人はまったく減っていない」という。

その言葉には統計的裏づけもある。離島免税政策の実施は商品販売の成長を促しただけでなく、観光客の増加をももたらしている。これまでに、三亜免税店を訪れた観光客はのべ2000万人を超えており、免税品の収益総額は150億元を超え、離島免税政策の効果は十分に発揮され、より多くの国内外の観光客を三亜での買い物へと引き付け、海南観光チェーンのよりよい拡充が得られている。

三亜国際免税城の開業は、海棠湾地域の集客にも貢献している。2016年春節ゴールデンウィーク中、海棠湾地域のホテルの宿泊率は、前年同期比5ポイント上昇の平均76%に達した。(編集MI)

「人民網日本語版」2016年4月25日


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