7.「5大任務」の具体的要求
(1)過剰な生産能力の解消にあたっては、各地は、具体的な任務と具体的な目標を明確にし、環境保護・エネルギー消費・品質・基準・安全などの各種の参入条件を高め、制度建設や法執行を強化する。「ゾンビ企業」の処理を進め、補助を断つべきものは断ち、融資を断つべきものは断ち、「点滴」や「人工呼吸器」のようなものでの延命はきっぱりとやめなければならない。
(2)レバレッジの解消にあたっては、マクロ面では過度な資金流通をせず、ミクロ面では「元本保証の投資信託」を秩序正しく打破し、違法な資金調達などの状況を法にのっとって処理し、市場の秩序を現実に寄り添って規範化する。
(3)不動産市場の在庫整理にあたっては、戸籍制度改革の取り組みを強化し、出稼ぎ労働者の都市移住の財政・租税・土地などの総合制度を構築・整備する。
(4)コスト削減にあたっては、全体的な税負担を引き下げ、不合理な費用徴収は撤廃し、行政による審査認可の対象を減らす。
(5)弱点分野の補強にあたっては、貧困撲滅の取り組みをより照準のしぼられたものとし、科学技術の革新とエコ文明の建設をしっかりと進め、インフラ建設の「資金が拠出された場所にしか投じられない」という体制・制度の問題の解決をはかる。
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