2014年7月8日  
 

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外資系企業「中国での黄金期」はまだまだ続く (3)

人民網日本語版 2014年07月08日08:13

▽投資環境はさらに改善する

一連の外資系企業の批判の声を分析すると、その多くは以前の厚遇がなくなったことへの不満であり、激化する競争や増大する圧力への恨み節だということがわかる。「ワシントン・ポスト」の論説によれば、当然のことながら、外資系企業は引き続き中国で魅力的な機会に遭遇することになる。航空機を販売するという安定した業務から、映画産業で新たに構築された協力関係まで、消費財から金融サービスまで、さまざまなチャンスがある。とはいえ、2けたの利益増加率を達成することは20年前よりはるかに難しくなっている。中国はすでに成熟に向かう市場であり、多くの難問に直面しているからだ。こうした難問の多くは経済モデルと関係があるという。

実際、以前のような外資系企業に手厚く、国内企業に冷淡なやり方を改め、すべての企業に同等の待遇を与えること、すべての市場主体のために良好な投資環境を創出することが、中国政府の現在の活動方針だ。外資系企業により便利で整った投資環境を提供するという取り組みは、新しい活動方針によってゆるがせにされることはない。

中国政府はこれまでずっと外資系企業の投資環境の改善に努力してきた。商務部は5月28日、外資系企業の投資の審査承認手続きの規範化・最適化に向けた期間3カ月のテスト事業を行うことを決定し、その主な内容は審査承認にかかる時間の短縮、審査プロセスの簡素化、申請文書の簡略化などだった。国家発展改革委員会は「外資系企業の投資プロジェクトの認可と登録管理の規定」を発表し、外資系企業による投資プロジェクトの管理モデルを改革し、これまで行ってきたプロジェクトの全面的な審査を、限定的な審査と一般的な登録とが結びついた管理モデルへと改めた。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年7月7日


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