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2014年9月15日  
 

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中国で大人気の韓国バラエティ番組 製作の秘訣は? (2)

人民網日本語版 2014年09月15日15:42

●協会が優秀な脚本家を選抜

韓国で、演出家はテレビ局の職員であるのに対し、脚本家はフリー。良いアイデアが採用されて初めて、収入ができる。しかし、脚本家の協会もあり、テレビ局が脚本家が必要な時に、協会に問い合わせると、協会が必要に応じた脚本家を紹介してくれる。協会は、その仲介費を収入源としている。韓国では、そう簡単に協会に加入することはできない。新人全員が研修生から始まり、3年ほどかけて脚本家となる。編集長になるためには7-8年が必要だ。その後、5年以上かけて脚本を書く経験を積んで、初めて協会に加入できる。そのため、韓国で、脚本家は競争が熾烈な業界となっているほか、クオリティが保たれている。

韓国のテレビ番組の製作費のうち、10%-15%が脚本に使われる。脚本家らは、実力ある演出家に自分の作品を採用してもらい、その10%-15%の製作費を手に入れるために、おもしろい作品を作らなければならない。5年のうちに、脚本家の半分が振るい落とされ、10年経つと30%、20年後には10%以下しか残っていないという。

韓国も昔は日本の真似をしていた

実際には、韓国も中国と同じく、「パクリ」の時期を経験した。黄振宇氏によると、20年前、韓国のテレビ業界はスタッフを東京に1週間派遣し、毎日ホテルでテレビを見させて、日本のバラエティ番組を真似ていた。今では、韓国のバラエティ番組も成長したが、歴史が浅く、多くの番組にマニュアルがないため、中国でリメイク版を作る際には韓国側のスタッフが中国に行って中国版の製作に参加しなければならない。これらを背景に、黄在煥氏は中国の多くのプロデューサーと知り合った。黄在煥氏は、「学習能力があるほか、中国は多額の資金をバラエティ番組に投じている。また、国が大きく、さまざまなジャンルの新しい番組を試してみる機会がたくさんあるため、5年後には、韓国の番組は中国に追い抜かれるだろう」と予測している。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年9月15日


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