2014年9月30日  
 

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「北斗測位首輪」、家畜のデジタル化管理を実現

人民網日本語版 2014年09月30日13:26

中国航天科技集団第九研究院第772研究所と上海盈方微電子公司は、内モンゴルのハンギン旗政府と契約を結び、中国製測位システム「北斗」に基づく「デジタル牧場」を建設することになった。科技日報が伝えた。

同研究所が開発した「北斗測位首輪」は、チベットカモシカの移動を研究するため使用されている。2013年にチベットカモシカに取り付けられた15本の首輪は、現在まで400日以上に渡り使用され、多くの位置情報を伝送している。動物学者はこの情報に基づき、チベットカモシカの移動の開始時期、正確なルート、大体の活動範囲を知ることができた。

北斗測位首輪のチップとソフトは、いずれも中国製だ。同製品は今回、家畜の管理に使用されることになった。同製品は北斗システムのショートメール機能を利用し、リアルタイムの報告を行う。通信網のない無人エリアでも、同製品は通常通り使用できる。

ハンギン旗は近年、衛星測位などの技術を利用し、牧畜業の効率を高めている。ハンギン旗の1万8900平方キロメートルの面積内に、200万頭以上の家畜が飼育されている。ハンギン旗は現在、牧畜業の情報化を推進している。「デジタル牧場」は2015年の年初にハンギン旗に建設される予定で、将来的には内モンゴルのその他の地域にも広められる計画だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年9月30日

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