(2)お金で時間を買う
消費者は時間の価値をますます重視するようになっており、時間を一種のぜいたく品とみる人が多い。最も直接的な手段として、消費者はお金を払うことで時間を節約する方法を選ぶ。消費者は便利さと迅速さを求めるだけではなく、自分の生活の一部を「外注」し、サービスを買うことで時間を節約することを好む。英国の小売企業の予測によると、2015年末時点で、英国の消費者の約3分の1がインスタント食品を利用して、台所で費やす時間と労力を節約しようとしたという。調査では、中国の18~35歳の人々のうち、生活の豊かさは自由な時間がどれくらいあるかによって決まると考える人が58%を占めたという。
お金で時間を買うだけでなく、消費者はリアルタイムで双方向のサービスにもますます高い要求をつきつけるようになった。調査によれば、各ブランド企業が消費者のツイッターで提起した問題に回答するのに平均31時間かかり、回答率は20%にとどまる。一方、消費者の85%が1時間以内の回答を求めている。
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