(5)性別の境界があいまいに
社会の発展にともない、両性の区別がますますあいまいになっている。消費者であれ、企業であれ、伝統的な「男性」と「女性」についてのステレオタイプな見方を徐々にしなくなっている。こうした傾向はファッションと玩具の産業に鮮明に現れている。
昨年10月、ディズニーはハロウィーン用の衣料品のすべてで表示を「子ども用」とし、男女の表記をなくした。アマゾンも玩具類商品を男女別に分けるのをやめた。トイザらスの最高商品責任者(CMO)は、「玩具はさまざまな子どもを対象としているだけで、性別と必然的な関連があるわけではない」と話す。ファッション産業でも、マーク・ジェイコブス、H&M、エルメスなどの大手ブランドをはじめとして、新しいラインでユニセックスな商品をうち出すところが増えており、一種のトレンドにもなっている。
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